2008年8月14日木曜日

「小売売上高」とは?

その名の通り、小売業の売上高を合計した指標を小売売上高と言います。
小売業とはデパートやスーパー、コンビニなど、生産者から
わたしたち消費者に商品を届けてくれる身近なマクロ経済です。
消費者が、どれくらい商品を買っているのかを調査している
数値として、他の指標に比べて、より身近に感じられると思います。

各国の「小売売上高」

米国では百貨店等小売業の売上をサンプル調査をベースに商務省が
推計・発表していますが、中でも自動車販売のウェイトが高いのが
特徴です。
耐久財と非耐久財に大別されており、内訳を見ると自動車販売の
比重が高くなっています。
自動車販売は個人消費の動向を確認できることから、特に重要視
されています。

ドイツでは小売業・レストラン2万社を対象に調査し、自動車関連は
含まれていません。

2008年8月8日金曜日

昨日は、BOE金利発表で5%に据え置き、ECB政策金利発表4.25%の据え置きが発表されました。
EUの成長は今年大幅に弱まるとのトリシェECB総裁の発言を受け、年内の利上げ観測が後退。昨日のEUR/JPY相場は167.60円台で取引を終えました。

USD/JPYは、原油安を背景としたドル上昇の流れを引継ぎ、昨日もドル買い、円売りが先行。6月米国住宅販売保留指数が予測以上に上昇したなどからドルが優勢、USD/JPYは109.40円台で取引を終えました。

2008年8月5日火曜日

米国FOMC政策金利の発表

昨日、原油価格が3ヶ月ぶりの水準に下落したこと、米国経済指標がマーケットの
予測を上回ったことから、usd/jpyは一時、108.20台まで上昇。
加えてインフレの圧力を示す経済指標を受けて米国株式市場のダウ平均
下げ幅が一時100ドルを越え、その局面ではUSD/JPYが107円後半まで下落しました。
しかし、今日未明のFOMCを控えた警戒感より108.20円台まで戻し、取引を終えました。

さて、今日の経済指標は・・・?

今日は欧州時間で「サービス部門購買担当者景気指数」、「小売売上高」
の発表があります。さらに、米国時間には「ISM製造業景況感指数」
「米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表」の発表が控えています。

==本日の経済指標(抜粋)=========================================
日付 日本時間 関連通貨 タイトル 前回(前回修正値)【予測】を表示

5日 17:30 GBP 鉱工業生産指数[前月比] -0.8%【0.1%】
5日 17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 47.1【46.6】
5日 17:30 GBP 製造業生産指数[前月比] -0.5%【0.1%】
5日 18:00 EUR ☆ 小売売上高[前月比] 1.2%【-0.6%】
5日 18:00 EUR ☆ 小売売上高[前年同月比] 0.2%【-1.3%】
5日 23:00 USD ★ ISM非製造業景況指数(総合) 48.2【48.7】
6日 03:15 USD ★ 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表 2.0%【2.00%】